私たちの理念

看取りを行う家族を支援し、これまで暮らしてきた自宅と同じような安心できる“家”と、家族と同じような人数のなかでのスタッフも含めた関係性、暮らしの連続性が可能であることを、「ホームホスピス」という形態で実証し、同時に地域の中に文化として溶け込むことを目指しています。

他県と同様、当熊本県においても、要介護状態の重度化と長期化、家族介護力の弱体化、家族の介護負担の増大が深刻化しつつある状況です。

 

このような情勢のなかでやむなく《老々介護》の形で残された家族成員が介護の過重負担を強いられる状況にあります。限界集落のみならず、わが熊本市等の地方都市においてさえ、特に残された独居高齢者、老夫婦二人世帯の不安は募るばかりであるにもかかわらず、多人数を収容する公的ないし民間の介護施設の整備は、このような〈介護難民〉の需要増に応えきれていない状況でした。

 

このような危機的状況に対処するため、内実をともなった地域共生を目指す介護事業のモデルとなる大きな可能性を持ち、同時に弱体化の趨勢にある地域社会の「新たな姿での再建」につながる可能性を持つ地域活性化事業モデルとなるべく、2010年に当NPO法人は設立されました。